「芝居」

・劇団EgofiLter.com「Beranger(ベランジェ)」

シアター711(下北沢)で鑑賞。

第二次世界大戦下のルーマニアを舞台に実在の劇作家、ウジェーヌ・イヨネスコの若き日を描く物語。
といっても、主役はイヨネスコというよりタイトルのベランジェという女性。
ベランジェは二重人格で二人の女優が演じるのだけど、お二人共、魅力的で素晴らしかった。

また、史実を元にした時代背景や用語など日本人にはあまり馴染みがなさそうな題材によくチャレンジするなぁと感心。

イヨネスコという人のことも全く知らなかったし、正直、時代背景や用語にもピンとこなかったけど、キャラクターの造形や役者陣の演技が上手く、それだけで物語に入り込めてなかなか面白かった。

・劇団KAKUTA「ひとよ」

ザ スズナリ(下北沢)で鑑賞。

一夜の出来事が一つの家族の運命を大きく変える物語。

最近、演劇賞を取ったりで話題になってきている劇団。
作風が好みなのもあるかと思うけど、いつもクオリティが高く安定して面白い。

その昔、花やしきを貸し切ってやった野外公演は、この劇団のテーマでもある日常と非日常が繋がったような、とても不思議な感覚で面白かった。

今回は再演。
シアタートラム(三軒茶屋)で上演された初演も観ているので、内容を思い出しながら落ち着いて観られた。

初演のときよりも登場人物の心情がより理解出来たような気がする。

スズナリも初めてだったけど、いまTVに出ているような俳優も沢山立ったことがある、とても歴史のある劇場ということで、小さくて狭いながら趣が感じられて良かった。
客席と舞台が近いのも役者がよく見えていい感じ。

「ライブ」

・Acoustic Live おやすみnight★

Strobe Cafe(北参道)で鑑賞。

シンガーソングライター あやさんの活動休止前のラストライブ。

まだ2,3回しかライブに行ってなかったから活動休止は残念。

ステージの上だと段差があるからそこまで感じないけど、実際は身長は小さいし、顔もめちゃ小さいのにパワフルな歌声。
切ない感じの歌がとてもいいのだけど、意外と餃子の歌も良かった(笑)
けれん味がちょっと椎名林檎を彷彿させた。

しかし、こうして気軽に面白い芝居が観れたり、ライブ行けたりするのも、まだ都内に出られるようなところに住んでいるからだよなぁと思う。
特に芝居はそんな気がする。

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